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Istvan Urbanハンズオン・ライブサージェリーコース報告

Advanced Bone and Soft Tissue Regeneration in Implant DentistryA3-day Theoretical,Hands-on & Live Surgery Course

5-D Japan 海外研修 インプラント ブタペスト

2017年9月18日から3日間の日程で、ハンガリーの首都ブタペストにて開催されました。
日本出発時は、台風18号上陸直前の蒸し暑い荒れ模様でしたが、現地に到着すると日本の深秋を感じる肌寒さで、曇りがちな天候でした。
参加者はファウンダーの南・船登・北島・石川先生を含めた30人で、宿泊先ホテルは、世界遺産指定地区に立地し、ドナウの真珠と称される街並みと、ドナウ川が見渡せる素敵なホテルでした。
研修会場は、ホテルから車で15分ほどの閑静な住宅街ににあるUrvanRegenerationInstituteで、1階が研修室、2階が一般歯科診療室、3階がオペ室になっており。診療機械類はモリタ社製のチェアやレントゲン、空調はダイキンで揃えられており、Urban先生いわく、「日本製品が信頼できる。」とのことでした。3日間を通して、諸井先生の同時通訳があり、より深く理解する事ができました。

5-D Japan 海外研修 インプラント ブタペスト

イントロダクションレクチャーで、Urban先生は1992年にハンガリーSemmelweis大学でDMDを取得後、UCLAにて歯周病、Loma Linda大学でインプラントを学び、アメリカ研修時代の苦労話も聞くことができました。また、研修を手厚くサポートをしていただいたUrban夫人は、かつて日本でファッションモデルをされており、新宿駅に巨大な写真が飾られていた美しい方で、多くの受講生から2ショット写真のリクエストに笑顔で答えてくれる気さくな人柄の方でした。
実習に先立ち、受講者全員からソーセージテクニックに対する疑問点や、習得したい事を発表し、今回の研修に対する意気込みをUrban先生に伝えました。
レクチャーでは、ソーセージテクニック原理・原則について、切開線の設定から、器具やマテリアルの使い方の勘所まで細かく講義があり、頭部のカダバーを研修室に持ち込んで筋や脈管の走行を見ながら解説していただきました。
ハンズオンでは、豚骨を用い、実際の器具や材料を使用して行いました。
ライブサージェリーは3症例あり、臼歯部の水平骨造成、ストリップジンジバルグラフト、そして前歯部骨造成は、他のDrが、何回もGBRを失敗した難症例を見せていただきました。
終了証の授与式では、Urban先生が自らくじを引き、当たった方は、スポンサー企業からのプレゼントを頂き、笑顔の中での終了式となりました。
おわりに、まだ進化途中のソーセージテクニックを今後も目が離せないと感じたのと、Urban先生のテクニックのみならず、実直な人柄にふれて、受講者のモチベーションもあがり、有意義な3日間でした。

5-D Japan 海外研修 インプラント ブタペスト