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韓国国立釜山大学講演会

平成21年3月20日(祝)韓国の国立釜山大学にて、北島一先生が、講演を行った。
当日、会場には歯周病科の医局医員、OBの先生方、約70人が集まり講演を心待ちにしていた。

韓国では、日本のクインテッセンスが、韓国版として3ヶ月遅れで発刊されている。
今回の講演は、クインテッセンス2008年6月号、7月号に北島先生が連載していた、「ディシジョンツリーから診断基準を学ぶ」が、釜山大学歯学部歯周病科の教授であるDr.Jeomil Choi に、高い評価をえて、釜山大学歯学部歯周病科25周年記念講演会に特別講師として招待されたものである。

講演には、石川知弘先生、船登彰芳先生、南昌宏先生、北島歯科医院のスタッフ4名、鳥潟隆睦先生、私、鈴木親良の9名が同行した。

「Tissue Management Strategies for Esthetic Gingival Reconstruction ; Natural Teeth and Implants」と題して英語により120分間の、講演を行った。講演は、ディシジョンツリーをもとに、審美領域における綿密な治療計画により、理想的な前歯の切端の位置設定、インプラント埋入ポジションを解説し、それに伴う軟組織、硬組織のマネージメントをそれぞれのケースごとに、様々なオプションを用い解説された。

5-D Japan のコンセプトである BOGR(Balanced Osseous And Gingival Relationship : 調和のとれた歯肉と骨との関係)を強調して語られた。
北島先生の治療レベル、治療結果のクオリティーの高さに、集まった聴衆は魅了された。
Dr.Choi より、講演の感謝状を頂いた。

講演後には、懇談会が行われ、日韓の親交を深め、今後の歯科治療の発展を誓った。